SDGsへの取り組み SDGsへの取り組み

DMB SDGs推進記念作品 「時をつなぐ」

SDGs

SDGsへの取り組み

Initiatives for SDGs

mock re: SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

大日本木材防腐株式会社は、「木材を活かす」事業を通じてSDGsの達成、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
SDGsとは、2015年の9月の国連総会で採択された、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性のある社会の実現のために、2030年までに達成すべき17のゴールです。
大日本木材防腐は、循環型資源である木材を活かし「持続可能な開発目標(SDGs) 」の実現に全社一体で取り組んでいます。

私たちは、100年にわたり研鑽してきた「木材保存処理技術」(木を長持ちさせるための技術)を基礎として、地球環境境に優しく人々の心に潤いをもたらす「木材」を様々な分野で活用いただくことにより、CO2排出量を抑制し、地球温暖化防止へ貢献していきます。

木材の効率的な活用を推進

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を

森林の木々は、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収し成長します。さらに樹木が伐採されて、木材として使用されている間も二酸化炭素は貯蔵され続けます。この効果は木製品が破棄されて燃やされるまでずっと有効です。

木造住宅も森林と同じように二酸化炭素を貯蔵し続けるため「都市の森林」「第二の森林」と呼ばれることもあります。つまり、私たちが木造住宅を造ったり木製の家具を使うことが、待機中の二酸化炭素を減らすことになり、温暖化防止に役立ちます。

当社の本社工場、四国工場では、月平均6000坪(住宅に換算すると約170棟分)の住宅用を含む木製建築資材の加工を行なっており、今後も生産量を増加させることで、二酸化炭素の固定化に貢献していきます。また、木材製品の製造段階で排出されるおが屑や端材は、木材乾燥機の熱源としてボイラーで活用し、有害物質を含まないクリーンな煙にして排出しています。

木質原材料の歩留まりの向上、バイオマスエネルギー利用率の向上を図り、木材の効率的な活用を推進していきます。

保存処理木材製品の普及を推進

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

既存の保存処理木材製品の普及に加え、新たな保存処理木材製品の開発に積極的に取り組むことで、木材の長期利用を推進していきます。
持続的な都市化を目的に、住宅の構造材に木材保存処理技術の適用を推進し、住宅を含む木造建物の長寿命化を図ることで、カーボンストックの期間を延ばします。

環境負荷の少ない保存処理方法と
薬剤の開発

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 12 つくる責任つかう責任

土壌汚染対策法の有害物質を排除し、工場内の排水を再利用することで、大気、水、土壌に対する化学物質や廃棄物の放出を削減していきます。
地球環境、人体への安全性に配慮した木材保存剤の活用を推進していきます。

山村活性化支援としての
間伐材の利用促進

  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

間伐材を使用することで、木材の有効利用を促進しています。
現在、間伐材利用商品として杭を始めとする商品を取り扱っていますが、今後もさらに取り扱いの件数を増やし、国産材の活用の幅を広げます。また、適度な間伐を行い森林を適切に維持管理していくことで、土砂崩れや洪水等の防止につながります。木材を伐採した後に新しく植林された若い木が二酸化炭素を吸収することで地球温暖化防止に役立ち、豊富なミネラルを含む水を生み出します。未来を見据え、将来の世代が安心して暮らすことができる環境づくりを目指します。

太陽光発電を通じ、
再生可能エネルギーや
新たな木材製品の普及を推進

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう

四国工場に最大1.1メガワットの太陽光発電設備を配置し、CO2削減や気候変動の緩和に向けた取り組みを行なっています。また、太陽光パネルを支える架台に、当社保存処理技術を利用して開発・製品化した木製架台「SOLAWOOD」を使用しています。架台製造時のCO2排出量を抑制するだけでなく、架台としてキロワットあたり160kgのCO2の固定化を実現しています。

育児中のママに対し時短勤務で
社会復帰をサポート

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も

育児中で職場復帰をしたくてもなかなかできないママに、時短勤務の制度を利用して積極的に働いてもらっています。
ママ達が子育てと仕事のバランスを取りながら社会復帰ができるよう、会社としてサポートしていきます。