【事前知識】ウッドデッキのサイズの決め方!基準や注意点を解説!
あなたが思い浮かべる理想のウッドデッキは、どのくらいのサイズでしょうか?
デッキを取り扱うメーカーや、市販のキット商品にもたくさんの選択肢があり、DIYに至ってはご自身で適切なサイズを導き出さなければなりません。
「ウッドデッキのサイズを決めなければならないけど、選ぶ基準がわからない・・」
「どのくらいの広さのウッドデッキが便利?おすすめが知りたい!」
この記事では、こうしたデッキの導入を決めた皆様が陥りがちな疑問に対し、参考になる情報をご紹介いたします。
- 一般的に選ばれているサイズ
- サイズが変わると何が変わるのか
デッキ購入前に知っておきたいこうしたポイントや、ウッドデッキのDIYに挑戦される方にもお役立ちの情報を解説しますので、ぜひご覧ください。
INDEX
ウッドデッキの購入方法や一般的に選ばれているサイズ展開
マイホームに理想のウッドデッキを作ることで、素敵な空間を作りたいですよね。
まずはウッドデッキを導入するためにどのような選択肢があるのか、サイズ選択の観点をメインに見ていきましょう。
専門の建築業者に依頼する
ウッドデッキの材料調達から組み立てまで、全てをプロにお任せする方法です。
一般的な依頼先としては、
- ハウスメーカー、工務店
- リフォーム会社、外構専門業者
- ウッドデッキを専門に扱うショップ
このようなものがあります。
ハウスメーカーやリフォーム会社では、ウッドデッキ商品をサイズやデザイン別にパッケージ化しているところも多く、複数のデザインやサイズから選ぶことができます。
工務店や専門店では、気に入った木材やデッキのサイズをフルオーダーで対応しているところも多く、マイホームにぴったりなサイズ選びができます。
市販されているウッドデッキキットを購入する
届いたパーツを組み立てるだけでウッドデッキが完成するという、キットを購入する方法もあります。
こうしたキット製品は、ウッドデッキの専門業者が販売しているものはもちろんのこと、アマゾンや楽天市場のような、大手ECサイトにもたくさんの商品が販売されています。
どの商品も完成後の床面積や横幅、奥行き、高さなどのサイズが明記されており、いくつかの選択肢からマイホームにあった規格を選ぶことになります。
キットの購入時は、床面積、横幅、奥行きだけでなく、高さを慎重に選択しなければなりません。ウッドデッキは、室内との段差をゼロにすることが利便性を高める一つの要素となります。
材料を用意してDIYする
ウッドデッキはDIYすることも可能です。構成されるパーツも多くなく、準備する材料も複雑ではないので、DIY未経験者でも比較的簡単に挑戦ができます。
DIYの場合、サイズの選択は自由自在。
ご自身やご家族の望むままに横幅や奥行きを決めることが可能です。
一般的なウッドデッキのサイズ
各メーカーから様々なサイズのデッキが販売されており、表記されるサイズの単位も異なります。この記事では、多くの方に馴染みのあるメートル(m)でサイズをご紹介していきますが、一般的に扱われているデッキのサイズは、
- 横幅2m × 奥行き2m
- 横幅2.5m × 奥行き4m
の2パターンです。
各メーカー別で若干の差はありますが、2m×2mのサイズは最もポピュラーで、横幅を2.5mとする規格も多く存在します。
デッキでゆったり過ごしたいユーザー向けに、奥行きを4m程度に広くする規格も一般的で、お子様がいるご家庭や、大人数での用途が想定される方に選ばれています。
ウッドデッキのサイズは用途で選ぶのがおすすめ!
ウッドデッキのサイズ選択は、誰もが頭を抱える重要な選択肢です。
完成後に不便さを感じない理想のデッキのサイズにするためには、“ウッドデッキをどのように使いたいか”を基準に検討するのがおすすめです。
ウッドデッキにはたくさんの活用方法があり、それぞれに必要最小限のスペースが異なります。人気の用途に対して、快適に使うために必要なデッキのサイズをご紹介します。
家事スペースとして
最も人気で実用的な用途の一つが、家事スペースとしての使用です。
特に屋外で通気性が良いという特性上、洗濯物を干す、物干しスペースとして使われており、リビングから履き物を使用せずに移動できる良さもあります。
物干しとして活用する際のサイズのポイントは横幅。
4人家族で毎日洗濯をされるご家庭の場合、2m以上の物干し竿を使用できれば、直線上に洗濯物を干すことができ、快適に干せて乾きやすい環境を作れます。
そのため、2.5m以上の横幅が理想的で、奥行きが2m以上あれば作業も快適です。
ウッドデッキで洗濯物を干したい方におすすめの記事:
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家族内での活用
デッキでお子さまと過ごしたり、家族全員で食事をとるといった活用も人気です。
- 子供用の大型プールを広げたい
- テントを設置してキャンプ気分を味わいたい
- テーブルとチェアを置いて家族みんなで食事
こうしたリビングのような用途の場合、2.5m×3.5m程度の広さがおすすめです。
これは6畳の広さとほぼ同じで、直径150cmの大きなプールを十分に広げることもできますし、4人掛けのテーブルと椅子を置くことも可能です。
横幅と奥行きのどちらを広くするかは好みになりますので、ご自宅のスペースに合わせて選択しましょう。
親族や友人知人を招待した活用
大人数でのBBQや立食パーティーのような活用をしたい場合は、ある程度の広いスペースが必要です。
例えば8人でBBQをしたい場合、3.5 m×3.5mの8畳程度のサイズがあれば、焼き場と食事スペースが確保できて、快適に過ごすことができます。
ご自宅に人を招待する機会が多い方は、なるべく広いウッドデッキスペースがあれば利便性はもちろん、エクステリアとしても見栄えのする空間を演出することができます。
エクステリアとしてウッドデッキを検討されている方におすすめの記事:
おしゃれな庭にはウッドデッキを!レイアウトやデッキの活用方法をご紹介!
活用する頻度も重要
用途別にサイズをご紹介してきましたが、忘れてはいけないのがデッキの使用頻度。
もちろん、快適で利便性の高いウッドデッキを作ることができれば、家事や食事スペースとして、高い頻度で活用できるでしょう。
しかしあまり使わないと想定されるのであれば、必要以上に広くしても、単なるデッドスペースとなってしまいます。
反対に、事前の綿密な計画により快適なウッドデッキが完成すれば、高い頻度で活用できる快適な空間になるとも言えます。
事前に知っておこう!ウッドデッキのサイズで変わる3つのポイント
用途によって必要なサイズが異なることはご紹介できましたが、他にもどのような影響があるのかについても知っておきましょう。
後悔をしないために、サイズに影響する3つの点についてご紹介します。
マイホームの外観
実用性が高いウッドデッキですが、マイホームのエクステリアとしても注目しましょう。
特にエクステリアとしての美観を重視した住宅であれば、家自体や出入りする場所とのバランスが取れたサイズをチョイスするのがおすすめです。
外部からの視線が気になり、後から目隠しとなる柵を設置するケースもありますので、そうした想定もサイズ選択の際に押さえておきたいポイントです。
目隠しパーツに関する記事:
ウッドデッキに目隠しフェンスは必要?メリットとデメリット
メンテナンス
デッキは床面の清掃や、数年に一度の防腐剤の塗装などのメンテナンスが必要になります。
単なるデッキの活用だけを見れば、大は小を兼ねますので広いデッキがおすすめです。
しかし広いウッドデッキのメンテナンスを怠ってしまうと、寿命が縮んでしまい本末転倒です。広いデッキほど、メンテナンス作業の手間が増えるという点も覚えておきましょう。
デッキのメンテナンス方法に関する記事:
ウッドデッキのメンテナンス方法!日常のお手入れから年1回の塗装まで
庭スペースとのバランス
ウッドデッキを広くするほど、お庭のスペースは狭まります。
限られたお庭のスペースいっぱいにウッドデッキを設置してしまうと、デッキ自体のメンテナンスやお庭の掃除が大変になるデメリットがあります。
デッキサイズを考える際は、ご自宅のお庭の広さも考慮に入れましょう。
【必見】DIYウッドデッキのサイズの選択肢が広がるアドバイス!
ウッドデッキのDIYに挑戦される方も多いことと思います。
- サイズ選択は自由自在
- 作る工程から楽しめる
- 思い出いっぱいの愛着あるデッキが作れる
このような魅力が詰まったDIY。使う木材も自由に選ぶことができますので、サイズ選択に関係するおすすめアドバイスについて解説します。
木材によって加工の難易度が変わる
ウッドデッキに使用される木材には、人工的に作られた人工木と、天然の木を使った天然木があります。
天然木には、加工の容易なソフトウッドと呼ばれる木材から、加工に手間の掛かるハードウッドと呼ばれる木材があります。
サイズの選択にも直結するDIYの難易度を下げたい方には、ソフトウッドと呼ばれている国産の杉材やひのき材がおすすめです。
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木材の規格が豊富な専門店がおすすめ
DIY用に販売されている木材には、幅・厚さ・長さの規格があります。
ウッドデッキに適した木材の厚みや幅がありますので、木材の購入はなるべくサイズの規格を多く扱っている販売店での購入がおすすめです。
特にウッドデッキ用の木材専門店では、ウッドデッキ作りを想定した長さの木材を扱っているので、カットの工程が比較的少なくなります。
理想のサイズでウッドデッキを作りたいなら専門店モックリーへ!
ご自身やご家族が快適に使える理想のウッドデッキを完成させるためには、事前に計画されたサイズでの設計が重要です。
ウッドデッキ用の木材専門店であるモックリーでは、あらゆる規格の木材を取り扱っております。
DIY初心者の方におすすめの杉材やひのき材は、ウッドデッキとしての使用に耐えられるよう、事前に「防腐処理」という、寿命を伸ばし、メンテナンスを簡単にする製品も取り扱っております。
海外産のハードウッドとして人気の、ウリンやイタウバも取り扱っております。ご自身で加工するのが不安な方は、工務店に持ち込み、カットや組み立てを依頼するという方法もおすすめです。
各種ご相談や、必要な木材を自動計算できるシミュレーターも無料でお使いいただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。