置くだけウッドデッキのメリット・デメリット!デッキ選びのコツも紹介
大がかりな工事をせず、組み立てるだけで設置できるのが「置くだけウッドデッキ」です。
特殊な道具や専門知識がなくても造れるため、誰でも簡単にできるのがメリットといえるでしょう。
しかしその反面、デザインや耐久性などが気になるかもしれません。
この記事では、以下のような疑問にお応えします。
- 置くだけウッドデッキがおすすめなのはどんな人?
- 置くだけウッドデッキのメリットとデメリットとは?
- 置くだけウッドデッキを設置する際の注意点は?
これから購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
最後まで読むと、置くだけウッドデッキに関する基礎知識が身に付きます。
INDEX
置くだけウッドデッキはこんな人におすすめ
ウッドデッキを設置する方法として、DIYで造るか業者に依頼するかの2通りがあります。
なかには置くだけタイプのウッドデッキを購入して業者に組み立ててもらうケースもあるのではないでしょうか。
ここでは置くだけデッキが適している人の特徴を紹介しましょう。
- DIYは苦手だがエクステリアを造りたい人
- 労力や費用を抑えてエクステリアを造りたい人
- 自分で簡単にエクステリアを造りたい人
- マンションのベランダにエクステリアを後付けしたい人
工作は得意ではないものの、憧れのガーデンテラスを設置したい。
そのような希望を持っている人は多いのではないでしょうか。
また「DIYをするのは苦にならないが、手間と材料費はかけたくない」という人もいるでしょう。
置くだけタイプのウッドデッキなら、必要な工具や部品がセットになっているため、誰でもできるようになっています。安価かつ簡単にエクステリアを造りたい人におすすめです。
またマンションのベランダにも置くだけウッドデッキが適しているといえます。後から本格的な外構を付けるのは難しいですが、置くだけなら設置しやすいでしょう。
置くだけウッドデッキのメリット3選
置くだけタイプのウッドデッキを購入する利点は、以下の3つです。
- DIY初心者でも気軽に購入できる
- 通常のウッドデッキより安い
- 簡単に組み立てられる
それぞれについて説明しましょう。
1. DIY初心者でも気軽に購入できる
ウッドデッキは外構の部類でも比較的高い買い物に入るといえます。
わざわざお金をかけて設置するなら、なるべく失敗を避けたいと考える人が多いはずです。
いきなり本格的なウッドデッキを造る自信がない場合は、置くだけタイプから始めるといいかもしれません。ハードルを徐々に上げていけば、無理なくDIYを続けられるでしょう。
2. 通常のウッドデッキより安い
当然ながら、DIYで外構を造ると材料費や工具代などがかかります。
木材の種類にもよりますが、1㎡あたりの施工費を計算すると2万円ほどになるでしょう。
置くだけタイプのウッドデッキの場合、安いと10万円以下の商品もあります。
費用を抑えたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
3. 簡単に組み立てられる
置くだけウッドデッキの最大のメリットとして、組み立てが簡単な点が挙げられます。
必要な道具や部品が付属している商品もありますので、手軽にウッドデッキを造れるでしょう。
初めてDIYに挑戦する人でも、説明書通りに作業すればすぐに組み立てられるはずです。
置くだけウッドデッキのデメリット3選
値段の安さや設置のしやすさから人気のある置くだけウッドデッキですが、もちろんデメリットも存在します。
- デザインがあまりおしゃれではない
- 耐久性はそれほど高くない
- オプションの選択肢がほとんどない
ここでは上記の3つについて解説します。
1. デザインがあまりおしゃれではない
置くだけウッドデッキは、価格に比例してデザインも安っぽくなる傾向にあります。
値段を考慮すると致し方ないとはいえ、ウッドデッキの見た目にこだわりたい人にとっては不向きかもしれません。
外構は人目につく部分ですので、意に添わないものを選ぶと結局は後悔するでしょう。
2. 耐久性はそれほど高くない
置くだけタイプのウッドデッキの素材は、たいてい加工しやすい天然のソフトウッドです。なかには人工木材や樹脂木材の他、アルミ製のものもあります。
いずれも手軽に設置できる反面、劣化しやすかったり衝撃に弱かったりするデメリットがあります。
したがって耐久性に関しては、DIYで造ったウッドデッキに劣るといえるでしょう。
3. オプションの選択肢がほとんどない
DIYでウッドデッキを造る際は、屋根・フェンス・ステップなどのオプションを付けられます。日除けや目隠しがないと使いづらく、雨や紫外線の影響を受けやすくなるからです。
しかし置くだけウッドデッキの場合は、基本的にデッキ単体で販売されています。後からだと屋根やフェンスを付けにくいため、通常のウッドデッキを造ればよかったと後悔するかもしれません。
置くだけウッドデッキを選ぶ際の3つのポイント
続いては、置くだけタイプのウッドデッキを選ぶ際に知っておきたいポイントを解説します。
ぜひ参考にしてください。
1. 用途に適したサイズを選ぶ
洗濯物を干したり縁台の代用品として使ったりと、ウッドデッキの用途はさまざまです。
置くだけウッドデッキを設置する場合、目的に合うサイズを確認してから購入しましょう。組み立ててみたところ、想定よりも大きい・小さいという事態が考えられるからです。
できればホームセンターで実物を見て感覚をつかんでおくといいかもしれません。それからエクステリアの店舗やオンラインショップで購入すると、サイズのギャップが生じにくくなるはずです。
2. 室内の高さとなるべく合わせる
ウッドデッキを設置する際は、なるべく室内の床の高さと合わせてください。段差を少なくして、フローリングの床板と地続きになるようにすると行き来しやすくなります。
高低差があると足を引っ掛けて転ぶ危険性があり、思わぬケガをするかもしれません。
お子さまや高齢者は転倒しやすいため、安全性を最優先に考えたウッドデッキにしましょう。
3. 住宅の外観になじみやすいものを選ぶ
先ほどもお伝えしたように、置くだけウッドデッキのデザインは安っぽくなりがちです。
妥協せざるを得ない部分はありますが、気に入らないものを選ぶ必要はありません。
可能な範囲でデザインにこだわり、住宅の外観になじみやすい商品を見つけてみてください。
置くだけウッドデッキの注意点
便利な置くだけウッドデッキには注意点もあります。
設置する前に知っておくと役に立つでしょう。
1. 台風の対策をする
ひんぱんに台風が通過する地域にお住まいなら、ウッドデッキに風対策用のパーツを取り付けることを推奨します。高層マンションのベランダも同様です。
具体的には、デッキの側面に風除けのカバーを被せましょう。デッキの立ち上がり部分に框(かまち)や幕板などを取り付けると、風が侵入して吹き飛ばされるのを防げます。
2. 平らな場所に設置する
地面や芝生は柔らかく安定性に欠けるため、ウッドデッキを置くのに適していません。
たとえばお子さまが飛び跳ねた拍子にウッドデッキがひっくり返り、事故につながるかもしれません。
足元が悪い場合はコンクリートで平らな土台を造り、その上に設置してください。
3. 土台に固定する
先ほど「コンクリートの土台を造ると安心」とお伝えしましたが、それだけでは不十分です。
さらに金具でデッキの足を固定すると頑丈になるため、強い風や衝撃による影響を受けにくくなります。
安全なウッドデッキを造るためにも、土台をしっかり固定しましょう。
置くだけウッドデッキならハンディウッドがおすすめ
最後に、おすすめの置くだけウッドデッキを3つ紹介します。
いずれもメーカーが販売しているキット商品ですので、工具や部品を別途そろえる必要はありません。
1. パネル式置くだけデッキ
その名の通り、誰でも置くだけで設置できる画期的なウッドデッキです。施工方法は簡単で、外側からウッドパネルを嵌めて、側面にあるフックを引っ掛けてつなげます。
一部をカットしてサイズを調整できますので、全体的にスッキリした仕上がりになりますよ。
オプションで框やコンテナも追加できるため、必要であればご利用ください。
2. 置くだけデッキタイル
本物の砂岩や大理石に似た質感が特徴で、置くだけデッキとつなげて設置できます。
おしゃれなウッドデッキを造りたい、アクセントとして使いたいという場合にどうぞ。
人工芝をあしらったグリーンタイルもあります。
3. 置くだけデッキエアー
置くだけデッキよりも空気を通しやすい作りになっていて、表面温度の上昇を防ぎます。
お子さまやペットがいるご家庭はもちろん、保育園や幼稚園などでも使えるでしょう。
耐候性に優れていますので、屋外でも長く活用できます。
ウッドデッキに関するご相談は「mock re:」におまかせ
置くだけタイプのウッドデッキには、メリットとデメリットがあります。
情報を比較したうえで購入すべきかどうか判断してください。
初めてDIYに挑戦する人や手っ取り早くウッドデッキを造りたい人は検討してみてはいかがでしょうか。定期的にメンテナンスすれば長持ちする可能性もあります。
ウッドデッキに関する疑問があれば、お気軽にmock re:へお問い合わせください。
会員登録なしでも利用できるウッドデッキシミュレーターはこちら
【お電話でのお問い合わせ】052-661-2311 (電話受付時間:月曜~金曜 9:00-17:00)
【Emailでのお問い合わせ】info@mock-re.jp