ウッドデッキ用の木材・材料選び!おすすめやどこで買えるのかを徹底解説
ウッドデッキのDIYは、どのようなデッキを作るのか計画して、木材の選定や材料を揃えることから始まります。
一口に木材と言っても、見た目の異なる様々な木材があって、何を使おうか迷ってしまいますよね?
「ウッドデッキ用の木材って、どうやって選べばいいの?」
「木材によって違いはある?おすすめの種類や選択肢を教えて欲しい!」
「そもそもウッドデッキのDIYに必要な材料ってどこで買えるの?」
この記事では、これからデッキのDIYをされる方に対して、こうしたお悩みを解決できる情報をご紹介します。
理想のウッドデッキを完成させるためには、事前の計画と木材選びがとても大切です。
数分で読み終えることができる記事となっておりますので、ぜひご覧ください。
INDEX
ウッドデッキの構成パーツ!必要な木材や材料について
ウッドデッキの材料を揃え始める前に、デッキがどのようなパーツで構成されるのかを把握しておく必要があります。木材中心で作られているウッドデッキはとても簡単な構造です。
ウッドデッキの構成解説
- 束石:束柱を支える基礎部分。柱を湿気から守るウッドデッキの重要な土台。
- 束柱:束石の上にのるデッキを支える柱パーツ。
- 根太:束柱に取り付けて、床板を支える役目を果たす。
- 根がらみ:根太の補助材。根太の下に取り付ける。
- 床板:床面となるウッドデッキのメイン部分。
- 幕板:基礎部分を隠すためのパーツ。
基本的なウッドデッキはこのような構成パーツで作られており、土台以外の全てが木材で構成されています。束石や束柱は、樹脂や金属素材のパーツを使用することもあります。
土台部分の樹脂や金属部品に関する記事:
ウッドデッキ用の束柱を一挙に大紹介!プラ束マルチポストや木製束を徹底比較
鋼製束の土台で頑丈なウッドデッキを作ろう!強度を重視した基礎
必要な道具
ウッドデッキ作りに必要な道具の一覧表です。
ウッドデッキDIYに必要な道具一覧 | |
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名称 | 用途 |
丸ノコ | 木材のカットに使用します。ノコギリだけでも作業は可能ですが、構成のほとんどが木材であるウッドデッキはカットする回数が多くなるため、必須級のアイテムです。 |
インパクトドライバー | 穴あけやビス止めに使用します。こちらも使用頻度は高く、ドライバーでの手動作業よりも遥かに効率が上がります。 |
差し金(直角出し) | 長さの計測や、角度の確認に使用します。 |
水平器 | 地面に対しての水平確保は、ウッドデッキ作りにおいて重要なポイントです。作業のあらゆる工程で水平器を使って水平を確認します。 |
メジャー(スケール) | 差し金よりも長い寸法を計測する際に使用します。 |
チョークライン(墨壺) | カットや組み立てに基準となる線を引くために使用します。 |
手ノコギリ | 電動ノコギリが使用できないような細部のカットに使用します。 |
サンドペーパー(やすり) | カットの際に出るササクレを無くし、切り口を滑らかにするために使用します。 |
シャベル(スコップ) | 土台となる基礎部分を作る際に地面をならしたり、穴を掘るために使用します。 |
ゴムハンマー | 束石の設置位置や、ビス止めした木材などを微調整する際に使用します。 |
クランプ(万力) | 木材同士を固定して、ビス止めを安定させるために使用します。 |
ウッドデッキにおすすめの木材紹介!材料別の特性を知ろう!
ウッドデッキのメイン素材は木材ですので、材料を揃える際に一番重要なのは、木材の選定です。デッキ用として流通している木材にはそれぞれ特性があり、良さが異なります。
ここからは、国産の天然木材、海外の天然木材、人工的に作られた木材に分類し、種類別に特徴をご紹介します。
国産の木材
ウッドデッキ用に使える木材として
- 杉
- ひのき
の2種類が存在します。これらは国内で伐採・加工するため、海外産の木材と比べて輸送費が少ないため、コストパフォーマンスが高く手に入ります。
杉やひのきは針葉樹であり、比較的柔らかいのが特徴。
加工がしやすい木材としても有名で、ソフトウッドとも呼ばれます。
DIY初心者には最もおすすめしたい木材とも言えますが、難点は腐りやすいこと。
こまめに塗装や清掃をしていないと、害虫や雨の被害を受けてしまいます。
そのため屋外での用途となるウッドデッキに使う国産材は、あらかじめ「防腐処理」の施された素材がおすすめです。
防腐処理に関する記事:
ウッドデッキ用「防腐注入木材(防腐注入材)」の特徴や安全性、加圧注入材について
海外の木材
ウッドデッキ用として使われる海外産の木材は、
- ウリン
- イタウバ
- セランガンバツ
- サイプレス
- レッドシダー
このような種類があります。産地はそれぞれ違いますが、これらは広葉樹であり、密度の高い頑丈な木材という特徴があります。
ハードウッドとも呼ばれるこれらの木材は、寿命の長さとメンテナンスの容易さが魅力的。
国産材は丁寧なメンテナンスの上、20年から30年が寿命とされますが、アイアンウッドという別名を持つウリンを使ったウッドデッキは、50年以上現役で使用されている実績があります。
屋外で使用するウッドデッキ材として最適なハードウッドですが、難点は硬い故の加工が難しい点と、価格の高さ。
DIYの難易度が高くても構わないという方には、ハードウッドの最高峰とも言われるウリンがおすすめです。
関連記事:腐ったウッドデッキは危険!ウリンで作る高品質なエクステリア
人工素材の木材
ウッドデッキには人工的に作られた木材を使うことも可能で、木粉・樹脂・プラスチックなどを原材料として作られた木材を人工木と言います。
各メーカーから様々な人工木が販売されておりますが、共通する特徴は腐らないこと。
天然の木材は害虫や風雨の影響を受けますが、人工木は天然木と比較するとほぼ影響がないと言えます。
経年劣化はしてしまうので寿命はありますが、木材の腐ってしまう点が心配な方にはおすすめの選択肢です。
人工木のデメリットは、天然木特有の木の風合いに劣る点です。天然木のウッドデッキには、木独特の温もりや風合いが感じられるのに対し、人工木はこの点が少し劣ります。
天然木にこだわりがなく、ウッドライクな素材がお好きな方にはおすすめです。
関連記事:ウッドデッキを作るなら樹脂木材「kankyo-woodⅡ」がおすすめ
ウッドデッキ用の木材はどこで購入する?おすすめは専門店!
ウッドデッキ用の材料購入は、
- ホームセンター
- 大手通販サイト
- ウッドデッキ用品の専門店
大きくこのような選択肢に分かれます。
この中でおすすめの購入方法は「ウッドデッキ用品の専門店」です。
なぜおすすめかという点を踏まえながら、それぞれの購入方法を解説します。
ホームセンター
ホームセンターは誰もが足を運んだことのある場所でもあり、気軽に行けて便利ではあります。またデッキのDIYに必要な工具類も揃えることができて一石二鳥なのでは?と思うかもしれません。
ホームセンターで木材を揃えようとする場合、このような懸念があります。
- 管理が雑で保存状態が悪い
- 必要な量が購入できない可能性がある
実店舗でディスプレイしながら販売する特性上、日焼けをしている可能性もありますし、立て掛けて保管している場合には、反りや曲がりの原因にもなります。
通販と比べて人件費も多く掛かるため、割高になってしまうデメリットもあります。
関連記事:ウッドデッキはホームセンターで買っても良い?オーダーメイドと比較
大手通販サイト
日用品や食品なども扱う大手通販サイトでも、木材を購入することができます。
こちらは実店舗に比べて人件費が上乗せされる心配もなく、普段使っているサイトであれば安心して利用できるかもしれません。
しかしウッドデッキ専門店の通販サイトと比較してこのような懸念があります。
- 二時流通(転売)の可能性
- 保管方法が適切でない可能性
大手通販サイトは、専門業者ではない一般の方も店舗として販売可能なため、転売により割高に購入してしまう可能性や、掲載されている情報と異なる木材であることも考えられます。
木材の保管には適した温度や湿度などの環境が必要ですが、大手専門の保管倉庫であっても、木材にとって良い環境が整っているかはわかりません。
ウッドデッキ用品の専門店
専門店のオンラインショップであれば、木材を扱うプロによる、適切な環境で保管された良質な木材が手に入ります。
店舗によっては、木材の輸入や製造加工から手掛けるメーカーが運営しており、良心的な価格で販売しているサイトも存在します。
実際に目で見て選べる実店舗に劣るのでは?という点に関しては、無料のカットサンプルを送ってもらえるサービスのあるサイトを選べば解決です。
ウッドデッキ用の木材や関連材料が一度に揃うのは専門店モックリー
一度作れば、長い間愛用できる、大切なお家の一部となるウッドデッキ。
安心できる専門店で木材を購入して、良質な材料でDIYを楽しみましょう。
ウッドデッキ用の木材や、関連商品を専門的に取り扱う「モックリー」では、
- 国産材
- 海外産木材
- 人工木材
- その他の役立つアイテム
を、豊富な規格のラインナップで販売しております。
木材の輸入や加工、防腐処理をしているメーカーが運営するオンラインショップのため、最高の保存環境から、プロが選定した良質な木材をお届けいたします。
理想のウッドデッキを作りたいという方は、ぜひお気軽にご利用ください。
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