イタウバで作るウッドデッキ!防腐処理済木材で腐る心配なし!

コラム

イタウバで作るウッドデッキ!防腐処理済木材で腐る心配なし!

ご自宅のフェンスやウッドデッキをDIYする際、どのような木材を選びますか?

国産の木材や海外産の木材など、選択肢は様々です。
多くの人が使用する、定番の材料が気になる方も多いでしょう。

屋外で使用する場合は、木材が腐ってしまう可能性を考慮しなければなりません。
木材選びは、なるべく腐りにくい材料を選ぶのがおすすめです。

「ハードウッドってどんな木?」
「イタウバって腐るの?」
「DIYにおすすめの木材が知りたい!」

この記事では、腐りにくい木材として知られているハードウッドの中でも、人気がある“イタウバ”についてご紹介していきます。

ハードウッドの定番人気素材「イタウバ」

ハードウッドの定番人気素材「イタウバ」

まずは、イタウバの基本的な情報についてご紹介します。

南米ブラジル原産のクスノキ科の木であるイタウバは、海外産のハードウッドに位置付けされます。

ハードウッドとは、高耐久性木材とも呼ばれる、主に赤道付近で育つ広葉樹から作られる、堅くて重い木材のことを言います。

そんなハードウッドの代表格であるイタウバには、以下のような特徴があります。

ハードウッドの中では柔らかい木材

イタウバは、重くて堅いと定義されているハードウッドの中では、比較的柔らかい木材です。

柔らかい利点は加工のしやすさにあり、DIY初心者でも扱いやすいハードウッドとしておすすめされています。

手触りが上質

イタウバは内部に油分を多く含んでおり、保湿性が高いという特徴も持っています。

木材として加工されて間もない頃は、他の木材と変わらない質感ですが、使い込んでいくうちに見た目や触り心地が良くなっていきます。

ササクレもできにくいため、床材やウッドデッキとして活用した場合、素足でも安全に使うことができます。

耐久性が高い

ハードウッドに共通した特徴として、耐久性が高い点が挙げられます。

ハードウッドに相対するソフトウッドは、メンテナンスを怠ると、5年もすれば劣化が目立つようになります。

それに対しイタウバの耐用年数は25年程度とされており、いかに頑丈な木材かがわかります。

その他

このように素晴らしい特徴を持つイタウバですが、弱点とも言えるポイントもあります。

  • シミが目立つ
  • 反りやすく、ねじれやすい
  • 日焼けしやすい

シミや日焼けに関しては見た目の好みとなり、天然木としての味わいや経年変化として楽しむ方もいます。

反りやすいという難点も、木材一つ一つの長さを短くしたり、矯正することで対処が可能です。イタウバの木材は、このような特性もあることを覚えておきましょう。

ウッドデッキ用木材としてのイタウバ|防腐処理をすれば腐る心配なし

イタウバ防腐処理

木材を使ったマイホームの装備といえば「ウッドデッキ」。
イタウバは、ウッドデッキ用の木材としても人気が高いんです。

しかし屋外で使用するウッドデッキ材に対して「腐らない?」と心配する方は少なくありません。その点について解説していきます。

ハードウッドが腐りにくい理由

イタウバの他にもウリン、セランガンバツ、サイプレスなどがハードウッドとして流通しておりますが、それら全ての木材は、ソフトウッドよりも腐りにくい特徴があります。

ウッドデッキに代表される屋外の木材は、雨や害虫にさらされることが腐食の主な原因になります。

しかしハードウッドは、木の内部に虫や水分が入り込む隙間が少ないため、腐食にも強いのです。

ソフトウッドには防腐処理が必要

天然の木材である以上、腐食や劣化は付き物です。特にソフトウッドは耐久性が高いハードウッドに比べ、腐りやすい木材と言えます。ウッドデッキやフェンスなど、屋外で使用する木材なら尚更のこと。

そうしたソフトウッドを腐らせずに長持ちさせるためには、木材への「防腐処理」が必要です。

防腐処理とは、腐り防止専用の薬剤を木材へ加工することで、直接塗布する方法や、薬剤に漬け込む方法、内部に加圧注入する方法などがあります。

腐るのが心配なら人工木もアリ?イタウバ天然木との違い

イタウバ天然木

これまでにご紹介した通り、天然の木材を使用する場合には「腐食」の課題があります。
そうした懸念点を払拭する方法として“人工木”を活用するのも一つの手です。

人工木とは

人工木とは、天然の木の風合いに似せて作られた、人工的な木材のことを指します。樹脂を材料に作られるので、天然木のような腐食の心配はなく、メンテナンスも比較的簡単という良さがあります。

劣化や風合いについて

腐食とメンテナンス性に軍配が上がる一方、天然木と同様に、経年で劣化していくという点を忘れてはなりません。

他にも天然木と比較するべきポイントとして、風合いや質感の違いがあります。木材の手触りや香り、風合いがお好きな方にとって、天然と人工では大きな差があります。

夏の天気の良い日に、ウッドデッキでBBQをするとしましょう。

イタウバ天然木のウッドデッキは肌ざわり抜群、素足で開放的に過ごせます。一方で人工木のウッドデッキは熱を吸収しやすく、日差しが強い日中は高温になってしまう可能性があります。

どちらにも材料としての利点がありますので、ご自分にあった木材を検討してください。

イタウバ製ウッドデッキのメンテナンス|腐る以外にも劣化の対策を

腐りにくいイタウバをより長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが必要です。

清掃

清掃

定期的な清掃をすることで、劣化を遅らせることができます。
普段のお掃除は、気になるところを掃き掃除する程度で構いません。

年に数回、高圧洗浄機で汚れを落とすと、綺麗な状態が保てます。冬はウッドデッキを使用する頻度が少なくなりますので、立春の季節に本格的な清掃をするのがおすすめです。

塗装

塗装

塗装には綺麗な見た目を維持することの他に、保護塗料としての大きな役割があります。
木材を保護する専用の塗料を定期的に塗りましょう。

理想は年に一回ですが、ハードウッドであれば、それよりも長い期間が空いても問題ありません。可能な限り定期的に塗布しましょう。

イタウバやその他のウッドデッキ用木材ならモックリーへお任せ

イタウバをはじめとするDIY用の木材は、専門店での購入がおすすめです。

木材専門店である「モックリー」では、ウッドデッキやその他のエクステリアにも活用いただける各種木材を取り扱っております。

ハードウッドでは、今回ご紹介のイタウバはもちろんのこと、高級木材であるウリンや、セランガンバツ、サイプレスの取り扱いもございます。

ハードウッド

加工しやすい国産の木材では、定番の杉とひのきをラインナップ。

杉材 ひのき材

モックリーでは、ソフトウッドである国産材に対し、防腐処理として精度の高い加圧注入をした、腐りにくい国産材もご用意がございます。

木材をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

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