ウッドデッキはホームセンターで買っても良い?オーダメイドと比較
ウッドデッキは専門業者以外でも、ホームセンターでも取り扱いがあるのはご存じでしょうか?
組み立て式など簡単にできるものが多く揃っています。
ホームセンターで販売されているウッドデッキに対して、以下のような疑問を持っている方は、この記事を参考にしてください。
- ホームセンターで購入できるウッドデッキのメリット・デメリットとは?
- DIYや専門業者に依頼するときのメリット・デメリットとは?
- ウッドデッキに使われている木材のチェックポイントとは?
この記事では、ホームセンターや自作DIY、専門業者に依頼する場合のメリット・デメリットを解説します。
ウッドデッキをどこで購入するのか判断できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
INDEX
ウッドデッキはホームセンターでも売っています
ホームセンターでは自作DIY用の木材や機具だけでなく、組み立て式のウッドデッキも販売されています。
大型のホームセンターでは、サンプルが飾ってあることも少なくありません。
ホームセンターの通販サイトにも、さまざまなウッドデッキが掲載されています。
価格が安いウッドデッキも多いので、気軽に購入できることもメリットの1つです。
DIYでウッドデッキを作ろう!必要な道具・材料や作業工程を解説
ホームセンター・自作DIY・業者に依頼|それぞれのウッドデッキ
ホームセンター以外には、自作DIYでウッドデッキを作ったり、専門業者や木材会社が運営する通販サイトでも依頼することもできます。
それぞれのウッドデッキのメリット・デメリットを紹介しますので、購入するときの参考にしてください。
メリット | デメリット | |
ホームセンター | 価格が安い サンプルを気軽に見られる |
質が悪いこともある 取扱商品が少ない |
自作DIY | 作る楽しさがある 理想のウッドデッキを追及できる |
手間がかかる 水平に作るのが難しい |
専門業者に依頼する | 質が高い 作る手間がかからない |
価格が高い 専門業者を探す手間がかかる |
次の章からそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
ホームセンターのウッドデッキのメリット
- コストが安い
- サンプルが見られる
- サンプルが見られる
ホームセンターのウッドデッキは、専門業者に依頼するよりもコストカットできます。
専門業者に依頼する場合の3分の1ほどのコストで購入できることもあります。
またサンプルをホームセンターで見られることもあるため、家に設置したイメージを膨らませることができるでしょう。
手に取って質感を確認できるため、完成品とのギャップも少なく済みます。
一方で専門業者に依頼する場合には、サンプルが見られなかったり、取り寄せになるのですぐに見られなったり、また、有償であることもあります。
初心者でも簡単に組み立てできるため、設置する手間もあまりかかりません。
購入するウッドデッキを決めれば、その場でお気に入りの木材を選択して持ち帰ることもできるので、購入から設置まで時間が短く済みます。
ホームセンターのウッドデッキのデメリット
- 木材の質と防腐加工
- 既製品しか手に入らない
ホームセンター木材(左)と杉タナリスCY(右)の防腐薬剤の含浸の対比
杉タナリスCYの方が防腐薬剤が含浸している
ホームセンターで販売されている木材は低価格なメリットがある一方で、専門業者に依頼するものよりも木材の質が落ちていることも少なくありません。
屋外で使う前提のウッドデッキの木材に、木材防腐加工がされていない木材が売られているケースも散見されます。
ホームセンターでよく取り扱われている木材の代表的な商品として、SPFやホワイトウッドがあります。
安価ですが耐久性が低いので屋外環境の使用には向いておらず、2~3年で腐ってしまい、使用に耐えられなくなることもある木材です。
また、樹種自体の耐久力が弱いので塗装をしても期待されるような長寿命化は得られません。
確かに価格は安価なのですが、せっかくお金と時間をかけてウッドデッキを作るのに、2~3年で使えなくなってしまっては後悔するだけです。
屋外に使用されるウッドデッキ材には、必ず加圧式の防腐注入処理が施された木材を使いましょう。
もちろん、ホームセンターにも加圧式の防腐注入処理が施されている木材の取り扱いがあることもあります。
見た目が緑色がかった木材は加圧式の防腐注入処理木材ですが、商品名に「防腐処理木材」と記載があるのに「木の名前」が書いてない場合は要注意です。
ホームセンターで取り扱われている加圧式の防腐注入処理木材はSPFやホワイトウッド材であることが多く、防腐処理を施しても薬剤が含浸しにくい樹種なのです。防腐薬剤が深くまで含浸していないため期待される効果が得られません。
防腐処理が施されている木材であっても、すべて安心で大丈夫というわけではないのです。
防腐処理が施されている木の種類にも注意を払うことがとても重要です。
樹種に加えて、重要なチェックポイントが防腐処理の方法です。
木材の防腐処理方法には「加圧注入」、「浸漬」、「塗布」などの様々な方法があり、その中で最も信頼性の高い処理方法が「加圧注入処理法」です。
この加圧式保存処理木材は日本工業規格(JIS A9002)に規定された方法で処理された木材で、木材内部深くまで木材保存剤が含浸されます。
特に「杉材」は加圧注入処理法で防腐薬剤が木材内部に含浸しやすい樹種なので「加圧注入処理された杉材」はウッドデッキ材としておすすめです。
ホームセンターでウッドデッキ材やキットを見る際には、防腐処理木材の木の種類はなにか、またどんな処理方法で防腐加工しているのかにも注目してみることが大切です。
最初は良くても5年後、10年後にウッドデッキの状態に大きな差がでる可能性もあります。
まず第一に、自分の理想のウッドデッキはホームセンターでは手に入りません。
自宅を建てるときと同じ様に、住みやすさや理想のデザインは100人いれば100通りあるものです。
ウッドデッキは土地の面積や日当たりなども大きな要素ですので、現状にピッタリ合うような理想のデザインのウッドデッキがホームセンターで手に入ることは、限りなくゼロに近いと言えるでしょう。
そもそものホームセンターでのウッドデッキの口コミが気になる場合には、店舗に行く前に確認しておく必要があります。
その前にも、初めてウッドデッキを購入する場合は、ネット通販や専門店のHPなどで事前に調べておくことをおすすめします。
自作DIYのウッドデッキのメリット
自作DIYの1番のメリットは、作る楽しさがあることです。
自分で作った達成感や充実感が、DIYの醍醐味ともいえます。
仕上がりが綺麗にならなくても、自分が作ったものならば愛着が湧いてきます。
少しでも長持ちさせたい気持ちが働き、丁寧にメンテナンスをできるでしょう。
フェンスやパーゴラを新しく付けたり、床板の修理したりするときにも、ウッドデッキの構造を知っているとスムーズに進みます。
時間の制約もないため、理想のウッドデッキになるまで何回でもやり直しができます。
自作DIYのウッドデッキのデメリット
自作DIYの場合は、作る楽しさが感じられる一方で、ウッドデッキを作るのに手間と時間がかかります。
ウッドデッキのサイズや使用する木材の大きさ、木材の種類の選定から、使用する工具などを全て自分で用意する必要があります。
ウッドデッキは大きな造作物ですので、普通のDIYとは違い、建築に近い作業です。
部材や木材の数も多く、まず材料を運び込み、広げられるスペースを確保することが大変です。
木材をのこぎりで切るのはあまり現実的ではなく、丸のこなどの電動工具や大型の機械でカットする必要があります。
1つ2つの木材をカットすることは出来ても、何十、数百という数となってくると、同じ作業が正確に行うことが難しくなってきます。
電動工具の扱いに慣れていない場合はなおさらです。
材料の不足や誤った寸法は、正しくウッドデッキが作れないことに直結します。
1つの部材のずれで隙間ができ、雨水が入ってしまい腐食の原因に繋がることも少なくありません。
また水平に作るのが難しく、専門業者でも技術と経験が必要と言われています。
フラットな場所の場合には問題がないのですが、平面でない場所や土の場合には、床を支える束石を水平に設置することは至難の業です。
ウッドデッキの広さにもよりますが、同時並行の作業も多い中、正確な寸法で正確な数の部材を、正しく効率的に組み立てることは、DIYに慣れている方でも相当ハードルが高いと言えるでしょう。
専門業者に依頼するウッドデッキのメリット
専門業者に依頼すると、失敗がなく質の高いウッドデッキが設置できます。
ウッドデッキ材の木材選びから、設計に施工も多くの経験と実績のある専門家が行いますから安心です。
同時に、フェンスや屋根などのオプションも付けられます。
外構工事や庭の整備も依頼すると、おしゃれで統一感のある空間ができるでしょう。
また専門家が作るウッドデッキは木材選定や設計も適切で質が高いため、メンテナンスの手間も少なく済みます。
アフターフォローや修理、再塗装なども依頼できる安心感もあります。
ウッドデッキ用の木材の種類も豊富なので、それぞれの木材の魅力や注意点などの説明を丁寧に受けられる点も専門業者に依頼するメリットです。
実際にウッドデッキが出来上がるまでは、どんなウッドデッキになるのか不安があるものですが、ウッドデッキ専門業者ではイメージパースや図面を作成してくれることも多いので、ウッドデッキの完成形がイメージしやすく、また、豊富な経験を反映した設計ができるので、一緒に作り上げていける安心感の中で理想のウッドデッキを作ってゆくことができるでしょう。
木材の選び方についても、知見の深い専門家がアドバイスしてくれます。ウッドデッキの使用頻度や用途、目的にあわせて、最適な商品をプロの目で選んでもらえるので安心です。
天然木が希望の場合は、ご希望の樹種や、地域の特性に合わせた樹種の提案、また最適な木材防腐の種類などもおまかせできます。
ご希望によっては人工木をおすすめする場合もあり、近年では、人工木でも天然木のような質感を再現していて、近くで見ても人工木とは思えないほどのウッドデッキ材もあります。
専門業者に依頼するウッドデッキのデメリット
専門業者に依頼すると、品質が優れている分だけ値段が高くなることが1番のデメリットです。
ホームセンターの組み立て式と比べると、2倍以上のお金がかかることも珍しくありません。
また信頼できる施工業者を探す手間がかかります。費用や期間だけでなく、アフターフォローや担当者の対応なども総合的に判断する必要があります。
ウッドデッキの費用&価格はいくら?施工例を参考に解説します!
どのウッドデッキでもポイントは木材防腐加工
ホームセンターや自作DIYのウッドデッキでも、木材の防腐加工されているかどうかがポイントです。
防腐加工が施されていないと、腐ってしまったり、カビが生えてしまうことがあります。
基本的に屋外の使用が想定した木材には防腐処理がされていますが、念のため処理が施されているか購入前に確認しましょう。
木材防腐処理には種類があり、樹種によっても耐久性が違います。杉やヒノキ材に加圧注入式の防腐処理がされている木材が、ウッドデッキ材としておすすめです。
もし防腐処理されていない場合は自分で木材保護塗料を塗って、ウッドデッキを保護できます。
木材保護塗料には屋内用と屋外用があるため、必ずパッケージを確認してから購入しましょう。
また塗料には木材に染み込む浸透型と、木材に膜を張る造膜型の2種類があります。
木材の伸び縮みに対応でき、木目を活かした仕上がりとなる浸透型がおすすめです。
「mock re:(モックリー)」では、木材を保護するための塗料も取り扱っております。
豊富な商品を取り揃えておりますので、参考にしてください。
ウッドデッキは塗装でおしゃれに長持ち!1からわかる塗装の手順
ウッドデッキ材では、最初から加圧注入式の木材防腐加工がされている木材を選ぶこと、更に塗装を行うとベストです。
「mock re:(モックリー)」は木材防腐加工のエキスパートです。
木材の防腐加工も色々な方法があり、樹種によっても木材の耐久性は違ってきます。
「mock re:(モックリー)」は、これらの木材防腐を自社工場で加工できる強みがあります。
自社工場を有している木材のプロフェッショナルが、お客様の希望の樹種の木材、木材の加工、防腐加工のご依頼にお応えします!
ホームセンターよりおすすめのウッドデッキ
ホームセンターの組み立て式のウッドデッキは価格が安い分、専門業者のものと比べて品質が低いものも販売されています。
ホームセンターで販売されている組み立て式のウッドデッキは、決まったサイズの中から選ぶしかありません。
オーダーメイドできないので、使える土地のサイズには小さすぎたり大きすぎたり、用途に合わせた使い方ができず不便と感じたり、ウッドデッキの高さが理想と合わなかったり、おさまりが悪くて見栄えが悪くなってしまったりする事は避けられません。
理想のウッドデッキを設置したいならば、やはり世界に一つの自分だけのカスタムウッドデッキです。
自作DIYか専門のプロの施工業者に依頼しましょう。
ウッドデッキを作りたいと思ったのには理由があるはずです。
「子供やペットを木のぬくもりの中で遊ばせてあげたい」
「友人・知人やママ友を招いてバーベキューやパーティーをやりたい」
「ウッドデッキにテントを張って、夜の星をみながら子供に星座を教えてあげたい」
ウッドデッキを作る目的を思い出し、希望を叶える為には最初の目的やこだわりを大切にしましょう。
自分のこだわりを追求することができ、ウッドデッキが完成したときには達成感で満たされることでしょう。
「mock re:(モックリー)」では、長持ちする木材防腐加工がされているウッドデッキ用の木材や、メンテナンス用の塗料、束石などのウッドデッキを作るために必要な道具をまとめて揃えることができます。
創業100年を越える木材防腐加工メーカー直営の通販サイトだから、安心で高品質な木材を、中間マージンをカットしたお値打ち価格で手に入れることができます。
ホームセンターに足繁く通ったり、広い敷地を半日かけてウロウロする必要はありません。
ウッドデッキシミュレーターで理想のウッドデッキを
ウッドデッキを自作DIYしたいと考えている場合は、ぜひ「mock re:(モックリー)」にご相談ください。
DIY初心者でも使いやすいアイテムを取り揃えています。
またウッドデッキシミュレーターを用意しており、理想のウッドデッキに必要な木材の数を計算できます。
ウッドデッキシミュレーターは会員登録なしで、いますぐ試すことができます。
ウッドデッキや木材について何でもお聞きください!
ウッドデッキを新たに作りたい場合や、DIY用に材料を揃えたい場合、また、ウッドデッキのリフォームについてわからない点があればぜひご相談ください。
一式まとめ買いのサポートもいたします!
- ウッドデッキに使用される素材には、どのようなものがありますか?
- ウッドデッキの高さは、どれくらいの高さに調整すれば良いですか?
- ウッドキットの幅は、約何cm程度が一般的なサイズですか?人気のあるサイズは、どのくらいですか?
- ウッドデッキの樹脂製の材料にはどれくらいの種類がありますか?
- ウッドデッキを利用することで、どのようなメリットがありますか?
- ウッドデッキには、どのような種類の材料が含まれていますか?
- ウッドデッキに外用の家具を置きたいがどんなものが一般的?
- ウッドデッキには、縁台を設置することができますか?
- ウッドデッキには、どのような金具が必要ですか?
- ウッドデッキにライトを設置するにはどんなフェンスが良いですか?
- ウッドデッキをインテリア(室内)とエクステリア(屋外)で繋げられますか?
- ウッドデッキの施工例に関する情報は、どこで入手できますか?
- テラスとデッキの違いは何ですか?
- ウッドデッキをDIYするには、どのような用品が必要ですか?
- ウッドデッキの一般的な色として、ブラウンが人気ですか?
DIYでウッドデッキを作りたい場合の木材の選び方や量や、ウッドデッキの施工など、防腐木材や板材、木材に関することなら何でもお気軽にお問い合わせください!
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