ウッドデッキにおしゃれな日除けを付けよう!
種類や取り付け方などを解説
ウッドデッキで過ごす際に気になるのが、日差しや周囲からの視線です。
「素敵なガーデンテラスでのんびりしたい」と思ったら、日除けの設置を検討してみてください。
この記事では、以下のような疑問にお応えします。
- ウッドデッキの日除けにはどんな種類がある?
- どうやって日除けを付ければいいの?
- 日除けを付けるメリットとデメリットは?
近いうちに外構を設置する予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
最後まで読むとウッドデッキの日除けの基礎知識が身につきます。
INDEX
快適なウッドデッキには日除けが必須
せっかくウッドデッキを造ったのに使わなくなり、庭の飾りになってしまう。
このようなケースは珍しくありません。
その背景には、思っていたよりもウッドデッキが使いづらいという理由が隠れています。
たとえば屋根がなくて強い日差しにさらされる、周囲からの視線が気になるといったケースが該当するでしょう。
これらの悩みを解決してくれるのが日除けです。日除けは後付け可能な商品のため、外構設置時に取り付けず後悔したとしても問題ありません。
今からでも遅くありませんので、ウッドデッキに日除けをプラスして心地よい空間を作ってみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキにおすすめの日除け
日除けは必須アイテムではないですが、あると利便性が増すのは確かです。
ウッドデッキで過ごす時間が長いほど、日除けの必要性を感じるでしょう。
ここではおすすめの日除けを紹介します。
1. テラス屋根
日除けと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、おそらくテラス屋根かもしれません。同時に雨対策にもなるため、使い勝手の良さでいえば断トツではないでしょうか。
一般的にはポリカーボネートと呼ばれる素材が使われ、耐久性と加工のしやすさが魅力です。
2. オーニング
オーニングとは外壁に取り付ける可動式の日除けです。おしゃれなカフェやお店の軒先などに使われており、自宅の庭にもなじみやすいですね。
可動式になっているため、日差しの角度や強さに応じて広げたり収納したりできます。ずっと出しっ放しにしておくとUV効果が落ちますので、使わないときはしまっておきましょう。
DIYでも設置できますが、きちんと固定しないと落下する危険があります。施工は業者に依頼することをおすすめします。
3. サンシェード
オーニングと同じく、紫外線に強い生地からできています。日除け効果を第一に考えるなら、広範囲に日陰を作れるサンシェードがおすすめといえるでしょう。
大がかりな工事が必要なオーニングよりも簡単に取り付けられるので、後付けする際に便利です。
日除けには便利なものの、雨対策には適していませんのでご注意ください。
4. タープ
サンシェードと似ていますが、雨よけにも使える点に違いがあります。
アウトドアで使うテントを1枚の布にして広げたような形状をしており、紫外線と雨の対策をしたい人におすすめ。
洗濯物の干場やお子さまの遊び場などに設置するといいでしょう。
5. パラソル
庭でリゾート気分を味わいたいなら、パラソルを取り付けてみてください。置くだけでおしゃれな雰囲気を演出できます。
傘の部分を自在に動かせるタイプを購入すれば、好きな場所に日陰を作れますよ。
ガーデンテラスで読書をしたりお茶を飲んだりする際に使うと、非日常の気分を満喫できるかもしれません。
6. すだれ
和のイメージがあるアイテムですが、実はウッドデッキとも相性抜群です。
軒先から吊るせば風流で趣きのあるスペースになるでしょう。
最近では洋風建築にも合うデザインのすだれが販売されており、モダンな住宅でも取り入れやすいですね。
ウッドデッキに日除けを付ける方法
ウッドデッキに日除けを付けるには、2つの方法があります。
以下、それぞれについて説明していきます。
1. 柱を建てて固定する
家の外壁にキズを付けたくない、あるいは付けられない。そのようなケースでは、柱を立てて屋根を設置する自立タイプを推奨します。
前提として、ウッドデッキの周囲に柱を立てる場所が必要になります。スペースに余裕がある場合は検討してみてください。
2. 外壁に固定する
壁にキズが付いても問題なければ、外壁に直接日除けを取り付けてもいいでしょう。柱がないとウッドデッキの周辺がスッキリするため、納まりがよいですね。
自力で設置するのは難しいため、できない場合は業者に取り付けを依頼してください。
ウッドデッキの日除けの選び方
1. 設置場所で選ぶ
軒下やベランダの下などにウッドデッキがある場合は、突っ張りタイプの日除けを付けられます。
工事をしなくても設置できるため、賃貸住宅にお住まいでも気兼ねなく取り入れられるのがメリットですね。
軒下がなければ、フックや重りで固定するハトメ式の日除けを検討してみてください。
2. 機能で選ぶ
日除けに期待する機能は人それぞれです。
紫外線をカットしたい、突然の雨でも対応できる覆いが欲しい、暑さを和らげたい。
おそらくこのようなケースが大半ではないでしょうか。
日焼け防止が目的ならUVカット率が高いアイテムがおすすめです。
雨よけなら防水加工つき、暑さ対策なら遮熱効果ありのものを選びましょう。
ウッドデッキに日除けを付ける3つのメリット
ウッドデッキに日除けを設置すると過ごしやすい場所になります。
以下では3つのメリットを紹介します。
1. 室内に直射日光が差すのを防ぐ
窓から強い日差しが差し込むと、室温の上昇につながります。とりわけ夏場は暑くなりやすいため、空調の効きが悪くなるのです。
エアコンなしではいられないとはいえ、電気代を節約したい人は多いでしょう。日除け越しの日光はそれほど強くなく、部屋が暑くなるのを防いでくれます。
2. ウッドデッキが熱くなりにくい
温度が上がるのは室内だけではありません。ウッドデッキの表面も非常に熱くなります。
真夏はかなりの熱を持ち、うっかり素足で歩くと火傷しかねないほどです。とくに人工木材は高温になります。
日除けがあれば体感温度が下がるため、快適さを損なわずに使えるのではないでしょうか。
3. 近所や通行人の視線を遮れる
ウッドデッキでのんびりしたくても、人目が気になって落ち着かない。
そのような状況では、使用頻度が減ってしまいます。
対策としてデッキに日除けを付けると目隠し代わりになり、プライバシーを確保できますよ。
ウッドデッキに日除けを付ける2つのデメリット
ウッドデッキの日除けにはメリットだけでなくデメリットもあります。
気になる点も押さえておいてください。
1. 視界が狭くなる
ウッドデッキに日除けを設置すると、どうしても開放感が損なわれます。視界に幕がかかったような感じになるため、もったいない気分になるかもしれません。
気になる場合は日除けのサイズを調整したり、外の様子を伺えるように隙間を残したりするといいですね。
2. 室温が下がる可能性がある
日除けで日差しを遮ると、秋から冬にかけて室内が寒くなる可能性があります。
日光は天然の暖房です。日差しが入ることで室内が温まりますが、日除けを設置すると直射日光が遮られるため、室温が下がるかもしれません。とくに寒冷地ではこの影響が顕著に現れる場合があります。
日除けを設置するなら風対策も忘れずに
ウッドデッキに日除けを付けたら、必ず強風時の対策を行う必要があります。
台風や突風で飛ばされると、思いがけない事故につながるかもしれません。
突っ張りタイプの日除けは風に弱い傾向にあります。天気が崩れそうなときは取り外してしまっておくと安心ですね。
シェード・タープ・パラソル・すだれなども同様です。オーニングの場合、キャンバスを巻き取って収納しておくといいでしょう。
ウッドデッキに関するご相談は「mock re:」におまかせ
日除け全般に共通する点ですが、ウッドデッキを造るのと同じタイミングで設置しておくのがおすすめです。もしくはウッドデッキをリフォームする際に追加してもいいでしょう。
日除けは必須のアイテムではないですが、あるとないとでは使いやすさに違いがあります。
目隠しフェンス付きのウッドデッキなら、さらに利便性が増すかもしれません。これからエクステリアを設置する人は、取り付けてみてはいかがでしょうか。
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