ウッドデッキはなぜ汚れる?掃除方法とお手入れのコツ

コラム

ウッドデッキはなぜ汚れる?掃除方法とお手入れのコツ

洗濯物を干したりバーベキューをしたりと、日頃からウッドデッキを使っている人もいるのではないでしょうか。
ウッドデッキのある生活は便利で楽しいですが、定期的なメンテナンスなくして維持できません。
この記事では、以下のような疑問にお応えします。

  • ウッドデッキの掃除に必要な道具は何か?
  • どのように掃除すればいいのか?
  • 掃除する際の注意点とは?

これからウッドデッキを掃除する予定がある人は参考にしてください。
最後まで読めば外構のメンテナンスに関する基礎知識が身につきます。

ウッドデッキが汚れる原因

屋外に設置するウッドデッキは、どうしても汚れやすい環境に置かれています。そのためこまめな手入れが欠かせません。
ウッドデッキが汚れる原因はいくつか存在します。

  • プランターからこぼれた土が付着する
  • ホコリや花粉が付く
  • ぬかるんだ地面の泥が付く
  • バーベキューの油がはねる
  • 飲み物や食べカスをこぼす

汚れではありませんが、タバコの焦げ跡や引っかきキズが付く場合も想定されるでしょう。
雨が降った後に水滴を放置した結果、カビやコケが生えるかもしれません。

日常生活でウッドデッキを使っていると、きれいにしているつもりでも汚れが溜まりがちです。
室内の床掃除をするのと同じ感覚で清掃するように心がけてください。

ウッドデッキの汚れを放置してはいけない理由

ウッドデッキに限らず、エクステリアは全般的に汚れがつきやすいものです。
ガレージや物置などはそこまで気を遣う必要はありませんが、ウッドデッキの汚れはなるべく放置しないほうがいいでしょう。
砂ボコリや水気などを放置すると劣化の原因になるため、木材の種類を問わずきちんと掃除してください。

一般的に人工木材はメンテナンス不要とされていますが、この表現には語弊があります。
まったく手をかける必要がないのではなく、それほど手間がかからないというほうが正しいでしょう。
天然木材の場合は、日頃の掃除に加えて再塗装も必須です。

ウッドデッキの掃除方法

ウッドデッキの掃除と一口にまとめても、天然木材と人工木材では違いがあります。
またどのような道具を使うかも知っておかなければなりません。

以下では、ウッドデッキの掃除に関する内容を解説します。

必要な掃除道具

ウッドデッキの掃除に使う道具は以下の通りです。

  • ホウキ
  • ちりとり
  • デッキブラシ
  • 雑巾
  • スポンジ
  • 高圧洗浄機
  • 中性洗剤
  • カビ取り剤

金属製のデッキブラシを使うと表面にキズが付くため、柔らかめの化繊タイプ(ポリプロピレンやポリエステルなど)がおすすめ。

高圧洗浄機は必需品ではないものの、頑固な汚れを落とす際に活躍します。

【木材の種類別】ウッドデッキの掃除方法

天然木材と人工木材で掃除方法に大きな違いはありません。
ウッドデッキが乾くまでに時間を要するため、晴れた日に行うことを推奨します。

天然木材のウッドデッキ

天然木材はハードウッドとソフトウッドの2つに分かれます。
いずれも人工木材よりキズが付きやすいので、デッキブラシ等で表面を強くこすり過ぎないようにしましょう。

通常の手入れでは、ホウキで砂やホコリを払うだけでも十分です。細かいスキマにゴミが入り込んでいる場合は、細かいブラシなどを用いて掻き出してください。

季節ごとに掃除する場合は、まず表面の汚れを取り除いてからデッキ全体を水洗いしてください。しつこい汚れは中性洗剤やカビ取り剤で落としましょう。

それから木目に沿って雑巾で水拭きして乾燥させます。どうしても落ちないキズや焦げ跡はサンドペーパーで擦りましょう。

天然木材のウッドデッキ掃除方法

人工木材のウッドデッキ

人工木材は耐久性が高いうえ、汚れに強く丈夫です。日常の手入れは天然木材と大差なく、表面のホコリやゴミを払うだけでも事足ります。

季節の変わり目の掃除では、デッキの表面をデッキブラシで軽く磨けばきれいになるでしょう。ただしこびりついた汚れやシミなどは簡単に取れません。とくに人工木材は雨染みが発生しやすく、見つけたら水または中性洗剤で洗ってください。

仕上げに板目に沿って雑巾で水分を拭き取り、乾かしたら終了です。

人工木材のウッドデッキ

ウッドデッキの掃除で注意すべき3つのポイント

年に2~3回は高圧洗浄機を使う

ウッドデッキの掃除には、知っておくと役立つポイントがあります。掃除する前に把握しておきましょう。

1.定期的に汚れを落とす

ウッドデッキはホコリやゴミが溜まりやすく、日頃からデッキの状態をチェックしておくと掃除が楽になります。汚れに気づいたらホウキで払いましょう。

デッキにはねた液体や油分は放置するとシミになって落ちにくいため、こぼしたらすぐに拭き取るのがおすすめです。焦げ跡やキズはサンドペーパーで研磨すると目立たなくなります。

2.年に2~3回は高圧洗浄機を使う

軽い汚れであれば普段のお手入れで落とせますが、どうしても落とし切れない汚れもあります。
その場合は高圧洗浄機を使ってみてください。こびりついた汚れがあっという間に落ちて、木材の表面のくすみが取れます。
ただし頻繁に行うと木材を傷めるため、多くても年に2~3回程度に留めましょう。

mock re:で取り扱っているハンディウッドの場合は、長手方向に水を噴射して最後に水分を拭き取ります。
高圧洗浄機のノズルを木材に近づけすぎると表面が削れる可能性があるのでご注意ください。

3.使用する洗剤の種類に気を付ける

ウッドデッキの掃除に使う洗剤は何でもいいわけではありません。
おすすめは中性洗剤です。強酸性・強アルカリ性・有機洗剤などは木材にダメージを与える可能性があるので、避けてください。

なお違う種類の洗剤を混ぜると有毒ガスが発生する危険があります。注意書きをしっかり読んでから使いましょう。

天然木材のウッドデッキは再塗装が必要

天然木材のウッドデッキは再塗装が必要

天然木材でウッドデッキを作る場合は、1~2年ごとに木材保護塗料を塗り直す必要があります。
ここでは木材の保護着色剤について解説しましょう。

木材保護塗料の選び方

塗料には水性と油性の2種類があります。水と油はお互いに弾きあう性質を持っているため、基本的に同じタイプの塗料でないと効果が出ません。

ただし塗料がはげてほぼ残っていない状態であれば、前回のものと違う種類を選んでも大丈夫です。
なるべく木材になじみやすい色にすると自然な仕上がりになるでしょう。

ウッドデッキを再塗装する手順

まずは必要な道具をそろえます。塗料の他に、電動サンダーとハケを用意してください。

塗装する前に電動サンダーで木材の表面を滑らかに整えたら、水洗いして乾かします。
ゴミやホコリが付着していない状態で塗料を塗り、乾くまで待ちましょう。1日ほど放置すれば塗料が木材に吸収されてなじみます。

【参考記事】ウッドデッキは塗装でおしゃれに長持ち!1からわかる塗装の手順

mock re:がおすすめする木材・塗料

最後に「mock re:」で取り扱っている木材と塗料を紹介します。

木材

mock re:で扱っている商品は天然木材と再生木材の2つです。

天然木材

ラインナップはヒノキ材・杉材・ハードウッドの3種類。

ヒノキ材と杉材は「塗装なし」・「防腐加工あり」・「防腐加工+塗装あり」から選べます。
ハードウッドは耐久性が高いため、防腐加工や塗装なしの状態で販売しています。

ヒノキ材の一覧はこちら

杉材の一覧はこちら

ハードウッドの一覧はこちら

再生木材

天然木材にも引けを取らない耐久性を持ち、色褪せしにくい素材です。
メンテナンスの手間を減らしたい人におすすめします。ハンディウッドとkankyo-woodⅡの2つからお選びください。

ハンディウッドはこちら

kankyo-woodⅡはこちら

塗料

水性と油性のいずれも取り揃えています。
下塗り用の塗料も購入できますので、必要な場合はまとめて入手可能です。

ウッドデッキの寿命は日頃の手入れで変わる

ウッドデッキを長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要です。
一見丈夫そうに見えますが、掃除や塗装をしないとすぐに劣化してしまうので注意しましょう。

ウッドデッキは外構のなかでも人目につきやすく、汚れやゴミを放置すると見栄えが悪くなります。
家の中を掃除するのと同じように、きちんと清潔に保ちましょう。日常的にホウキで掃いたり水洗いしたりすると、それほどひどく汚れないはずです。

エクステリアの施工やリフォームを検討しているなら、mock re:にご相談ください。
木材や塗装剤の選び方などの疑問にお応えします。

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