ウッドデッキの費用&価格はいくら?施工例を参考に解説します!
ウッドデッキはエクステリアの中でも大きめの部類に入ります。
庭にウッドデッキがある暮らしは素敵ですが、費用面でのハードルが高いかもしれません。
この記事は、下記のような悩みをお持ちの人におすすめです。
- ウッドデッキを作る費用はどのくらいかかるの?
- ウッドデッキをリフォームする場合、費用の相場はいくら?
結論からお伝えすると、ウッドデッキの費用はケースバイケースです。
明確な基準は存在しないものの、施工業者が目安となる価格を提示している場合もあります。
材料やサイズによって変動するため、見積もりを取るのが確実でしょう。
本記事を手引書として、ウッドデッキのある生活をお楽しみください。
※本記事に掲載の数字と内容はすべて令和4年6月29日時点のものです。
INDEX
ウッドデッキにかかる費用の詳細
ウッドデッキの設置費用は、材料費と工事費用の総額と考えてください。
いい材料を使えばもちろん高くなりますし、インテリアの購入代金もかかります。
特に最近は木材価格が高騰しており、材料費がかさむことも想定しましょう。
そしてメンテナンスにかかる費用もお忘れなく。
人工木材なら再塗装する必要はないのですが、天然のハードウッドは1年に1度の手入れが必須です。
経年劣化に伴い、リフォームも必要になるかもしれません。
木材によってウッドデッキの費用は変動する
木材選びはウッドデッキの費用と直結します。
一口に木材といっても種類があり、天然材か人工材かで費用は変わってきます。
ここでは両者の違いについて説明しましょう。
天然木材を使う場合の費用
一般的に天然木材は人工木材よりも安めです。
仮にハードウッドでデッキを作ると想定した場合、1㎡あたり50,000円から65,000円ほどかかります。
【内訳】
- 材料費:15,000円から30,000円
- 施工費用:およそ35,000円
丈夫な反面、固くて加工しにくいのがデメリットです。初心者には向いていません。
人工木材を使う場合の費用
人工木材は一見すると本物そっくりですが、木粉と樹脂を固めて作られます。
天然の木材より耐久性があるため、野外に設置するウッドデッキに最適と言えるでしょう。
人工木材でウッドデッキを作る場合、1㎡あたり30,000円から75,000円ほど必要です。
【内訳】
- 材料費:10,000円から40,000円
- 施工費用:20,000円から35,000円
費用はかさむものの、初心者なら扱いやすい人工木材をおすすめします。
「mock re:」がおすすめする木材
「mock re:」のイチ押しはヒノキと杉です。
防腐加工あり・防腐加工なし・防腐加工&塗装済みの3種類を販売しています。
ヒノキ材
耐久性・耐朽性・強度の三拍子がそろっている木材です。
丈夫で長持ちするため、雨風や紫外線にさらされるウッドデッキにうってつけ。
ヒノキ特有のナチュラルな香りも特徴であり、リラックス効果が期待できます。
ヒノキ材の一覧:安定した強度がある香りのよいウッドデッキ材です。
杉材
杉の木はまっすぐ上に成長する特性を持っています。
ほぼ直線に近い形状の木材で歪みが少ないため、加工のしやすさは抜群なのです。
おまけに女性でも持てるほど軽く、扱いやすい木材の代表格と言えるでしょう。
杉材の一覧:加工が簡単なため、初心者の方でも取り扱いやすいウッドデッキ材です。
ウッドデッキのサイズ(目的別)
サイズによっても費用は変動します。
どのくらいの面積にするか迷ったら、使用目的を基準にすると軸がぶれません。
以下では4つのパターンを例に解説しましょう。
洗濯物を干すスペースとして使う場合
ウッドデッキは洗濯物の干場に最適です。
たいがい日当たりや風通しのよい場所に設置するため、晴天の日にはよく乾きます。
家族構成や洗濯物の量にもよりますが、物干し竿をかけるにはそれなりの空間が必要です。
少なくとも間口は2間(約3.6m)、幅は4尺(約1.2m)あれば十分でしょう。
子どもの遊び場として使う場合
お子さんがいるご家庭だと、ウッドデッキを遊び場にするケースが多いのではないでしょうか?
夏場にビニールプールを出したり、それ以外の季節には玩具を広げたりできます。
フェンスを設ける場合、1間(約1.8m)×6尺(約1.8m)を目安にしましょう。
柵なしにするなら、1.5間(約2.7m)×7尺(約2.1m)にすると程よいスペースを確保できます。
休憩スペースとして使う場合
たとえば椅子とテーブルを置いてくつろぎの場にするとします。
家具の大きさにもよりますが、最低でも2間(約3.6m)×5尺(約1.5m)は欲しいところですね。
椅子を後ろに引いても動ける程度の空間は必須です。
仲間が集う場所として使う場合
家族や親戚、友人などが集まってバーベキューやパーティーをする。
ウッドデッキは大人数でのイベントにも活躍します。
この場合、大人数人がいても余裕がある程度の広さにしましょう。
2.5間(約4.5m)×10尺(約3m)ほどあれば問題ありません。
段床をつけるとデッキの面積を拡張でき、より広く感じられます。
ウッドデッキの施工費用〜他社様の施工例より〜
ここからは実際の施工例をもとに費用をみてみましょう。
まずは名のしれた施工企業様での例も参考にし、俯瞰(ふかん)した目線でウッドデッキの施工費用を知ることが大切です。
あくまで現時点の価格ゆえ、変更される可能性があります。
LIXIL(リクシル)
最初に紹介するのは、リクシルの「樹ら楽(きらら)ステージ」です。
サイズは2間(約3.6m)×6尺(約1.8m)、幕板はBタイプ、標準的な束柱を使ったと想定した場合、262,500円でウッドデッキを設置可能とのことでした。
上記はほんの一例ですが、300,000円近くかかるようです。
三協アルミ
続いて登場するのは三協アルミの「ひとと木2」です。
リクシルと同様に2間×6尺で計算した場合、255,900円になります。
オプションを追加するとさらにかかりますが、やはり300,000円前後になると想定して間違いないでしょう。
ウッドデッキの面積や木材によっては、この限りではないと考えられます。
YKKAP
施工例の最後を締めくくるのは、YKKAPの「リウッドデッキ200」です。
その名の通り再生木材を用いたパッケージで、同社でも人気のあるラインナップ。
ホームページには参考価格が記載されていないため、目安となる情報を参考にしました。
束石工事ありのSサイズ(高さ550㎜)、2間×6尺とした場合、202,759円になります。
前出の2社と比較するとやや安いですが、オプションを加えるともう少し高いかもしれません。
「mock re:」の施工例
おおよその費用がわかったところで、「mock re:」の施工例を紹介します。
【お客様事例】テラス[ 愛知県 ] I 様
こちらはテラスですが、ウッドデッキを作る際の参考になるでしょう。
大学の研究やプロジェクトで利用することを前提にしているため、面積は広めです。
柵や階段をつけた場合のイメージが掴めるのではないでしょうか?
ウッドデッキのリフォーム費用
冒頭でもお伝えしたように、ウッドデッキは経年劣化します。
耐久性の高い人工木材を使ったとしても、屋外に設置する以上は雨や紫外線の影響を避けられません。
リフォームとなると、ウッドデッキだけでなく庭全体に手を入れるケースも珍しくありません。
諸費用を含めて数百万円かかると想定されます。
どこまでリフォームするかによって金額は違いますから、業者に見積もりを作成してもらうことを推奨します。
ウッドデッキにオプションを設置する費用
業者にウッドデッキの工事を依頼した場合、オプションも設置可能です。
なくても大丈夫ですが、便利さや高級感を求める人は検討してみてはいかがでしょうか?
階段(ステップ)
高さのあるウッドデッキを作る場合、階段を設置すると利便性が向上します。
段数や大きさによって価格は異なりますが、40,000円から50,000円ほどかかるのが一般的です。
床下囲い
床下囲いとは、ウッドデッキの土台部分にあたる束柱をカバーする装飾です。
洗練された仕上がりになるため人気があります。
価格は1間(約1.8m)につき10,000円くらいが相場ですね。
フェンス
プライバシーを確保する目隠しのために必須のアイテムです。
一概には言えませんが、1mあたり15,000円から20,000円程度が一般的でしょう。
収納蓋
床下の空間を有効に使う目的で設置され、相場は50,000円から80,000円ほど。
ガーデンストレージ代わりとして使えます。
キッチンの床下収納のウッドデッキ版とお考え下さい。
ウッドデッキの費用を抑えるコツ
多くの人は、できるだけ安くウッドデッキを作りたいと考えるはずです。
最後にお手頃な費用で設置する方法について説明していきます。
DIYで作業すると上手くいかず、余計な出費が増えてしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが、エクステリアの専門業者に工事を依頼する方法です。
材料の仕入れから施工まで請け負うため、ハウスメーカーのように諸費用(外注費やマージンなど)が発生しないというメリットがあります。
業者によって工事費用が異なるため、事前に複数の会社から見積もりを取ると安心でしょう。
ウッドデッキの費用は千差万別
ここまでの解説からもわかるように、ウッドデッキの費用には種類があります。
新規に作るのか、あるいはリフォームなのか。
ウッドデッキ周辺のインテリアを購入して設置する場合も含まれます。
状況によって金額は違いますが、エクステリア業者のホームページを参考にすれば目処がつくでしょう。
業者に見積もりを依頼するのも有効な手段です。
ウッドデッキの費用は材料とサイズで決まる
「ウッドデッキにどれくらい費用がかかるのか、見当がつかない」という人も少なくないでしょう。
最後に改めてポイントをお伝えすると、木材の種類とデッキのサイズが重要です。
この2点を基準に設計図を作製すれば、自ずと大まかな費用がわかります。
安く作りたいならDIY、仕上がりを重視するならエクステリア業者に依頼しましょう。
費用を抑えつつ理想のウッドデッキを作りたい人は、実績豊富な「mock re:」にご相談ください。
「mock re:」の施工実績一覧はこちらからご覧ください。
テラスやバルコニー、屋根や床などを追加工事でも新築でも、基礎から施工完了までしっかり対応させていただきます。