【簡単】ウッドデッキの床板は初心者でも綺麗に貼れる!コツやお役立ち情報も
ウッドデッキDIYの中で「床板貼り」は、メイン作業とも言える仕上がりの良さを大きく左右する工程です。
床板を綺麗に貼るためには、いくつかのポイントを押さえて施工することが必要です。
あまりDIY慣れしていない方にとっては、様々な疑問も浮かぶことでしょう。
「床板にどのような木材を選べばいいのかわからない・・」
「綺麗に作業するための手順やコツが知りたい!」
ウッドデッキ専門店であるモックリーでは、ウッドデッキのDIYに挑戦される皆様へお役立ち情報をご紹介しております。
- ウッドデッキの木材選びのポイント
- 揃えておくべきアイテム一覧
- DIY初心者でも簡単にできる作業手順
この記事では、これらの点について分かりやすく解説しております。木材購入前の方や、これから床板貼りの工程に入る方にもお役立てできる情報ですのでぜひご覧ください。
INDEX
ウッドデッキの床板の選び方!購入時の3つのポイント
ウッドデッキに使用する木材を選ぶことができましたか?
これから検討される方に向けて、まずは床板に使用する木材の選び方についてのポイントをご紹介します。
樹種の選択
床板に限らず、ウッドデッキ用の木材として使用できる素材は多くあります。
選択に迷ったら、見た目や風合いが気に入った木材を選ぶのがおすすめです。
天然の木材特有の風合いがお好きな方は、古くから親しみのある杉やひのきなどの国産材や、人気の高い海外産木材であるウリンがおすすめです。
経年変化後の色合いや、触り心地にも差があります。
詳しくはコチラの記事でご紹介しておりますので併せてお読みください。
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唯一無二な木目や風合いよりも、スタイリッシュで経年変化の少ないデッキがお好みの方は、人工木を選ぶのがおすすめです。
耐久性が高く、メンテナンスが簡単なのも人工木が人気なポイントです。
素材の詳細な特徴については、こちらの記事をご覧ください。
ウッドデッキを作るなら樹脂木材「kankyo-woodⅡ」がおすすめ
床板とその他の部材について
日常使用する際に触れる部分である床板のみ、こだわりの木材を使いたいという方も少なくありません。
「土台部分の木材と異なる素材にしても問題ないか」という点についてですが、機能上や耐久性について問題はありません。
木材は経年変化で色合いが変わっていき、その風合いは樹種によって異なります。
土台、手すり、フェンス部分と床板の木材を変える場合、数年後に色合いに差が生じる点については覚えておきましょう。
全体の統一感を重視される方の場合は、床板のみを異なる素材にするのはおすすめできません。
床板部材の厚み
床板に使用する木材は、20mm〜30mmの厚みがあるものを選びましょう。
床板の厚みは、ウッドデッキの耐久性に大きく影響します。デッキ上にBBQ用のコンロや大型のテーブルを常設するといった荷重の掛かる使用を予定している場合は、厚めの25mm以上が推奨です。
また樹種によっても耐久性が異なり、国産の柔らかいソフトウッドを使用する場合は、厚めのサイズを、強度の高いハードウッドや人工木の場合は、20mm程度の厚みでも強度が十分確保できます。
DIYの効率が上がるウッドデッキの床板貼りに必須のアイテム5選!
ウッドデッキのDIYは事前の準備が重要です。作業を簡単にできるアイテムをしっかり用意しておくことで、床板を綺麗に貼ることができます。
最低限揃えておきたいアイテムを厳選して5つご紹介します。
インパクトドライバー
ウッドデッキ作りはビス止めの回数が多く、必須級のアイテムです。手動のドライバーではできないドリルでの穴あけなども可能で、最も出番の多い工具。トルク調整機能付きなら木材を傷めずにネジ止めできます。
丸ノコ・手ノコギリ
床板部材の切断は手ノコギリだけでも可能ですが、電動工具を活用すれば施工スピードも上がり、カット時のミスが激減します。電動の丸ノコが使用できない細かなカット作業用に、手ノコギリも用意しておきましょう。
スペーサー
床板の隙間を均一に保つための必須アイテムです。
床板同士の隙間はミリ単位での調整が必要となるため、市販の隙間ゲージがおすすめです。
水平器
床板が水平に設置されているかを確認するために使います。傾きがあると仕上がりが悪くなり、使用の際に違和感が出てしまいます。
クランプ
床板を仮止めして作業を安定させます。特にウッドデッキを一人で作る場合は必需品。
木材の反りを簡易的に矯正するためにも役立ちます。
初心者でも簡単!ウッドデッキDIYの作業手順解説【床板編】
ここからは実際の作業手順の解説です。ウッドデッキの床板貼りは様々な方法がありますが、DIY初心者でも簡単にできる方法をご紹介いたします。
これから紹介する手順を時間を掛けて丁寧に作業すれば、DIYが初めての方でも美しいデッキを作ることが可能です。
①土台の確認
デッキの土台である根太や束柱が水平になっているかを確認しましょう。
水平器を使い、中央や端の複数のポイントで計測し、必要に応じて高さを調整します。
②床板を仮置きする
床板を実際に並べて配置を確認しましょう。
隙間を均一に保つためのスペーサーを使用し、板間隔を整えます。
可能であれば、根太に床板を固定する位置の目印を付けておきましょう。
後の本固定時に、ズレが生じているか分かりやすくなり便利です。
③部材のカット
端部や調整が必要な部分は、丸ノコやノコギリで正確にカットしておきましょう。
本固定後に全ての床材の両端を一気にカットして尺を揃える方法もありますが、難易度が高いため、固定前のカットで調整しておくことをおすすめします。
切り口はやすりで滑らかに整えましょう。
④本固定
一枚ずつインパクトドライバーを使って、床板を根太に固定します。
ビスやネジは、板の両端から数センチ内側に打ち込むと安定し強度が高まります。
床板は一枚固定する毎に「水平」と「隙間」を計測するのが綺麗に仕上げるコツです。
万が一ズレが生じても調整がし易いため、時間を掛けて丁寧に作業しましょう。
⑤仕上げ
最後に床板全体の確認をします。下記のチェック表を活用して仕上がりを見直しましょう。
床板貼りの確認項目 | ||
---|---|---|
隙間の間隔 | 全体の隙間ピッチが揃っているかの確認 | |
床板の水平 | 全ての床板が水平に固定できているか | |
ビス止め | しっかり固定できているか、板の表面からビスが飛び出ていないか | |
両端の仕上がり | 長さが揃っているか、やすりがけができていてササクレがないか | |
全体の安定感 | 床板にたわみや反りはないか、きしむ場所はないか |
細部の仕上がりと全体のバランスを入念にチェックしましょう。
目視だけではなく、実際に歩いてみたり、荷重を掛けて確認することが大切です。
これらを確認してから使用することで、安心して快適に使えるデッキが完成します。
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予算オーバーの方必見!ウッドデッキのコストダウン方法3選!
強度が十分なこだわりのウッドデッキを作ろうとすると、費用が嵩んでしまい予算オーバーになってしまう場合があります。
床板を選択する際も、強度を意識すれば自然と厚みのある部材を揃えたいところですが、木材は基本的に長さ、幅、厚みなどのサイズが大きい方が費用が上がります。
可能な限り費用を抑えたい方に向けて、ウッドデッキ用品専門店のモックリーがおすすめする、コストダウンのコツをご紹介します。
コスパの良い木材を選ぶ
木材を選ぶ際には、コストパフォーマンスを意識しましょう。
- 強度の高い木材を選び、床板の厚みを下げる
- 事前に防腐処理された木材を選ぶ
これらはコスパを意識した選択肢の参考の一つです。
ホームセンターや実店舗では、そもそも選べるバリエーションが少ないため、オンラインの専門店を利用して、幅広い選択肢の中からコスパの良い木材を探しましょう。
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ウッドデッキはホームセンターで買っても良い?オーダメイドと比較
レンタル工具を活用する
必要工具を持っていない場合、全て買い揃えるためにはある程度の予算が必要になります。
丸ノコやインパクトドライバーなどの電動工具は、レンタルサービスを活用することで費用を下げることができます。
効率良く木材を購入する
ウッドデッキはメイン部材の床板だけでなく、土台や手すりの部分など、ほぼ全ての部材が木材で構成されるため、如何に効率良く木材を購入できるかもコストダウンのポイントです。
- 使用する木材の種類を少なくする
- 必要な木材の数量を正確に計算する
- 部材毎に専用の木材を購入する
木材の種類が増えると、その分予算が増えますし、およその必要量が計算できていないと、余分な木材を購入してしまう可能性があります。
モックリーでは、計画しているデッキのサイズを入力するだけで、およその必要木材量がわかるシミュレーターを無料で公開しておりますので、ぜひご利用ください。
床板や土台などのウッドデッキ木材がコスパ良く購入できる専門店!
ウッドデッキ用の木材をお探しの場合は、一つの店舗で全てが揃う専門店を利用しましょう。
モックリーではこのようなメリットがあります。
- 国産材、海外産木材、再生木材、周辺アイテムなど品揃えが豊富!
- 部材毎に木材を取り揃えており、受注生産している木材もあり、幅広い対応力!
- 木材の調達、輸入、加工、防腐処理などを全て一社で手掛けておりコスパ抜群!
ウッドデッキのDIYに挑戦する皆様を応援しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。